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先輩社員インタビュー

金崎 伸二
本社・産業廃棄物事業部
産業廃棄物 事業部長

いまの仕事

廃棄物は、一般廃棄物と産業廃棄物に分けることができます。大ざっぱに言いますと、事業活動に伴って生じたもので、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類などが産廃。それ以外が一般廃棄物です。わたしは、産業廃棄物の収集運搬から中間処理、製品として販売するまでのマネージメントをしています。いずれの工程も、機械や重機が活躍しますが、そのすべてに人の力が必要です。スタッフのみんなが気持ち良く働いてくれると、いい仕事につながります。部長という職責を担っていますが、できるだけ現場に立って、「お疲れさん」「ご苦労様」「ありがとう」と声を掛けています。現場で部下とコミュニケーションをしっかり取り、仕事を教えていくことで、どんどん人が育っていくことを願っています。人材育成は難しい仕事ですが、諦めないで挑戦する気持ちを持って取り組んでいきたいと思います。

最近のできごと


「東日本大震災」の起きたおよそ2ヶ月後。5月の連休明けから2週間ほど、現地で救援活動を経験しました。産廃事業者でつくる協会の一員として派遣され、わたしは岩手県の大槌町に行きました。そのときのショックは、非常に大きかった。壮絶な現場でしたね。見た瞬間、言葉を失いました。言い方が悪いかもしれませんが、これが日本か、と。まるで空襲のあとみたいな感じで…。3.11から2ヶ月経っていても、ほとんど何も手がつけられていない状態でした。わたしたちのチームは、重機で瓦礫をダンプに積み、仮置き場まで持って行く仕事をしました。東北の一件は、おもしろいわけではありませんが、社会正義とも言える仕事で、わたしはそこにやりがいや誇りを感じています。

新入社員へ一言

リサイクルの仕事は、いま注目さていますね。わたしが入社した21年前に比べると、社会的な要請も高まってきています。モノを片付けて、手を加えてリサイクルしていく。やりがいのある仕事だと思います。大量生産・大量消費の一方で、社会の責任を果たしているような仕事です。自分の仕事が社会にどのように貢献できているか、手に取るように分かりやすい仕事だと思います。

一問一答

Q. 仕事で大事にしていることは?

A.「信頼」。会社のなかでも、お客さまに対しても、信頼がすべての基盤です。

Q.好きな言葉は?

A.今年のはじめ、手帳に「責任」と書きました。家庭も仕事も、自分の行動すべてに責任はついてきます。

Q.パブリックを一言で表すと?

A.「社会正義」。まさに、社会に貢献している会社です。いらないモノに命を吹き込んで、また社会に送り出す。カッコ良く言えば、そういう仕事ですから。


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